上手にメンズ脱毛サロンを選ぶには?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

脱毛という行為は古代からおこなわれてきました。もちろん美容の意味合いもありますが、たとえば気候の厳しいエジプトではシラミ対策の意味もあったようです。
脱毛に使われたのはカラメルで、柔らかい状態のものを肌に塗り、固まったところをそのまま剥がしていました。つまり今のワックスと同じ要領です。

日本では「源氏物語」や「枕草子」などの文学作品から、平安時代に眉毛の処理がされていたことが分かっています。
江戸時代になると木の実から抽出した油と砕いた軽石を混ぜ合わせ、それを部位にすりこんで毛を摩耗させていたそうです。

ただ、以上のものはいずれも「除毛」にすぎず、ムダ毛が半永久的に生えないようにする本当の意味での脱毛は、近代に入ってからのことになります。

特に21世紀になると新しいテクノロジーが応用されるようになり、脱毛方法も大きな変化を遂げます。それまで毛抜きやカミソリで自己処理をおこなっていた人もそれらが肌に悪い事実を知り、プロがしっかり施術してくれるサロンや医療クリニックに通い始めました。おかげで新しい店や医院が毎月のようにオープンし、ブーム状態を呈しています。

さらに脱毛ブームの影響は女性にとどまりません。以前(2017年の秋)、テレビの『マツコ会議』で、男性の脱毛事情が話題になったことがあります。

そこでの聞き取り調査によると、脱毛サロンの中には顧客の男女の割合が拮抗しているところもあり、しかも男性客の年齢層は30代から40代が中心とのこと。
脱毛の施術を受けることはちょっと後ろめたいので喧伝はされないのですが、剛毛のむさ苦しさを気にする男性が増えたせいで、脱毛が相当な広がりを見せているのは確かなようです。

ただ脱毛にチャレンジしたいと密かに思ったとしても、「サロンや脱毛クリニックというのは女性が行くところ」という先入観があり、男性には何となくハードルが高いものです。

また「契約と施術に必要な料金は?」「脱毛が終わるまでどれくらいかかる?」「施術回数は?」といった疑問がネックになり、結局は施術をあきらめてしまう男性も少なくありません。

そこでこのサイトを立ち上げてみました。メンズ脱毛サロンに注目し、そこで使われている「光脱毛」の詳細、その施術コスト、痛みの程度、そしてサロン選びのポイントについて紹介していきます。
脱毛にチャレンジしたい男性の方々、どうか参考になさってください。

光脱毛とはどういうもの?

光脱毛について
「毛穴に電気の流れる針を突き刺して、毛根を焼いてしまう」——

脱毛の施術について、こんなイメージを持っている人がいます。

これは別に間違ってはいません。実際に20年ほど前まで、脱毛士たちは針状の電極を毛穴に挿入し、電気を流してムダ毛を処理していたのです。

この方法は19世紀末に米国で考案されたもので、「電気分解脱毛法」と呼ばれています。ちょっと乱暴なやり方に思えますが効果は優れていて、うまくいくと一生肌がツルツルになるために世界中に広がりました。

日本でも「美容電気脱毛」と名付けられて人気のある脱毛方法となり、上記のような脱毛のイメージを生み出すことになったのです(医療クリニックの中には今でもこの方法で脱毛をおこなっているところがあります)。

ただこの電気分解脱毛法、手作業なので労力と時間が要り、施術コストも驚くほど高くなります。
そのために施術を受けられる層は限られていました。

やがて、もっと効率的で料金が安い脱毛方法が登場します。それがレーザー脱毛です。

これはレーザー光線を使って毛根の発毛機能を阻害するというもので、時間のかかる手作業が省ける点で画期的でした。

やがて、この方法から「光脱毛」という別の脱毛方法が考案され、ほとんどのサロンに導入されることになったのです。

光脱毛の原理と種類について

ここで光脱毛をざっと紹介します。

光脱毛では、通常の光とは性質の異なるライトが使われます。ライトはムダ毛に照射されるとそこに含まれるメラニン色素に吸収され、熱エネルギーへと変化。
その影響で毛乳頭などがダメージをこうむり、発毛が止まります。

この施術を長期に渡って続けることで毛が徐々に薄くなり、やがて部位全部が無毛になるのです。

光脱毛にもいくつか種類があり、いまは次のものがよく使われています——

「IPL方式」
「SSC方式」
「SHR方式」
「ハイパースキン法」

それぞれについて少々解説します。

最初に、IPL方式。こちらは「フラッシュ脱毛」とも呼ばれ、サロンで最も使用率の高い方式です。インテンスパルスライトという広帯域の光線が毛根にダメージを与えます。

脱毛効果は高いのですが、ライトの照射時に少々痛みがあるのが難点です。ただそれも軽微なものなので、よほど痛みに敏感な人以外は問題にはなりません。

続いてSSC方式。「SSC」は”Smooth Skin Control”の頭文字を取った呼び名です。

IPLとの違いは、ライト以外に専用ジェルを使うところ。

ジェルに含まれているのは、極小のカプセル(「トレジャービーンズ」)。部位にジェルを塗ってクリプトンライトを当てると、カプセルに含まれる有効成分が毛包に浸透し、発毛を抑制します。

その有効成分は「フィリニーブ」と呼ばれ、サリチル酸、イソフラボン、セイヨウシロヤナギ、メントールなどが入っています。炎症抑制・保湿効果も備えていて、刺激に弱くなった術後の肌をしっかりとケアします。

脱毛はこのジェルの成分でおこなうため、ライトは低温でも構いません。
ですから痛みは大変軽くなります。

次にSHR方式。「SHR」というのは”Super Hair Removal”を略したもので、「蓄熱式」とも呼ばれます。

これまでの方式は毛根全部にダメージを与えていましたが、SHRは毛根の一部分・バルジ領域が攻撃の対象になります。

このバルジ領域は、毛球部に刺激を与えて発毛をうながしています。つまり、バルジ領域を攻撃すれば、ほかの器官はそのままでも発毛を食い止められるわけです。

バルジ領域の場所は肌表面に近く、ライトが低温でも損傷を与えられます。そのため、ほぼ痛みのない施術ができます。

最後にハイパースキン法。こちらは発毛因子を標的にするため、メラニンに乏しい毛でも脱毛できます。光は36〜38度の低温なので痛みはなく、むしろ施術中は気持ち良いくらいです。
ただ、男性のヒゲには向いておらず、他の部位の毛しか処理できません。

光脱毛とレーザー脱毛を比較してみる

比較してみる
ほとんどのサロンでは光脱毛が使われていますが、医療クリニックではレーザー脱毛がメインとなっています。この2つを色々な点から比べてみましょう。

施術回数

光脱毛の施術回数、および脱毛できるムダ毛の割合は、以下のようになっています——

・6回  およそ50パーセント
・12回 およそ80パーセント
・18回 およそ95パーセント

一方、レーザー脱毛だと、5〜6回の施術で大体95パーセントの毛が処理できます。

レーザー脱毛は原理的に光脱毛と同じものですが、光線のパワーがとんでもなく強いので、施術回数はかなり少なくなります。

「なぜ一回の施術で脱毛完了というわけにはいかないの?」と思う人がいるかもしれません。それは、施術に使うライトが肌の外に伸びている毛にしか反応しないためです。

毛には「毛周期」と呼ばれる成長サイクルがあり、光線で施術可能なのは成長期の毛に限ります。他の毛は肌表面に出てきていないので、成長期まで待った上で施術しなければなりません。そのため、レーザーのようにパワー抜群の光線でも、何回も施術をおこなう必要があります。

料金

光脱毛の料金の平均相場は、以下の通りです——

・全身…164,700円
・顔…41,033円
・うなじ…19,000円
・ワキ…16,833円
・背中(上下)…71,600円
・腕(ヒジ上)…47,800円
・腕(ヒジ下)…48,600円
・足(ヒザ上)…56,300円
・足(ヒザ下)…55,100円
・VIO…58,633円

一方、レーザー脱毛の相場は、次のようになっています——

・全身…401,945円
・顔…131,325円
・うなじ…57,250円
・ワキ…14,825円
・背中(上下)…91,917円
・腕(ヒジ上)…83,375円
・腕(ヒジ下)…82,500円
・足(ヒザ上)…108,750円
・足(ヒザ下)…100,500円
・VIO…67,975円

これで分かる通り、施術料については光脱毛の方がかなりお得です。

痛み

光脱毛は、痛みに弱い人にピッタリの脱毛方法です。
IPL方式だと少しチクリとしますが、他の方式については痛みらしい痛みは感じられません。

これは、施術に使われるライトのパワーが抑制されているせいです。ただ、そのために脱毛終了までの期間は長くなってしまいます。

一方、レーザーはパワーが激烈で、施術には強い痛みがともないます。その代わりに施術日数は短くてすみます。また何度も施術して毛が減少していくと、徐々に痛みも軽微になります。

色々なケア

サロンだと、脱毛に肌のケアをプラスしてくれる店が多く、店オリジナルのジェルに色々な保湿成分が配合されていたり、術後の部位の冷却に十分な時間を割いてくれたりします。

一方、レーザー脱毛は、医療機関という制限もあってサロンほどのサービスは期待できません。術後の冷却に関しても、全くないところもあります。

心地よいサービスを望んでいるなら、サロンの方を選ぶべきでしょう。

光脱毛&サロンのメリットとデメリット

メリットとデメリット

メリット

・クリニックに比べて施術料が安上がりですむ
・痛みが軽く、特にハイパースキン法を選べば無痛で施術可能
・オプションが豊富で、美肌ケアなどが受けられる
・店の内装が豪華なところが多く、快適な気分で脱毛できる

デメリット

・施術の日数がクリニックより長く、通うのが嫌になる可能性がある
・産毛などのメラニンが乏しい毛は、効果が上がりにくい

どうやってサロンを選ぶ?

サロンを選ぶ
メンズ脱毛サロン選びで留意すべき点をいくつかあげてみます——

顧客は男性オンリーか?

メンズ脱毛サロンというと、「施術に来るのは男性のみ」と考えがちですが、実際は女性でも受け付けているところがあります。

わざわざメンズ脱毛サロンを選んだ男性の中には、施術に訪れた姿を女性に見られたくないという人もいるでしょう。

それなのに、待合室で女性と顔を合わせる可能性がある、というのはイヤなものです。

顧客は男性に限っているのかどうか、契約する前にサロン側に訊いておきましょう。

施術を担当するのは男性脱毛士?

顧客が男性オンリーのサロンでも、必ず男性スタッフがマシンを操作するとは限りません。店の中には、女性の脱毛士が施術をおこなうところもあります。

「女性スタッフの施術は受けたくない」という男性もいると思いますので、男性脱毛士を指名できるかどうか、事前に調べておくべきです。

技術に関する口コミをチェック

男性と女性では、施術そのものは同じようにおこなわれますが、その難易度は違います。

というのも男性は男性ホルモンのために体毛が太く、本数も多くなります。女性の施術時よりも機器の照射出力をあげる必要がありますが、その加減はよほど経験を積んでいないと難しいとされています。

つまりスタッフのキャリアによって、脱毛効果が大きく変わるわけです。

ところが、店の方ではそのスタッフがベテランかどうか明かしてはくれませんし、公式サイトを見ても、脱毛士ひとりひとりの技量などは載っていません。

こんな時にぜひ目を通すべきなのが口コミサイトです。
実際にその店で施術を受けた人が経験談を投稿しているので、脱毛士の技量についても参考になります。

サロンの接客態度をチェック

サロンで大掛かりなコースを選んだ場合、最低でも2年は施術に通う必要があります。

それだけ施術回数が増えるわけですが、もし脱毛士の態度が横柄、あるいは冷淡だと、心地よく施術を受けることはできません。

どれだけ費用が安かったとしても、サービスに満足があるなら店に通いたくなくなるでしょう。

中途解約という結果にならないためにも、脱毛士の接客態度について口コミなどを調べておきましょう。

以上、脱毛志願の男性のために、メンズ脱毛サロンの情報を色々と紹介してみました。いかがだったでしょうか?

現在、脱毛はブーム状態を呈していて、サロンの方では客を呼び込もうと必死になっています。ディスカウントキャンペーンもよくおこなわれているので、公式サイトをマメにチェックするようにしましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*